おしらせ

保育の広場

保育の広場~ひよこぐみ(年少)~ 2023.12

ついに2023年も最後の月になってしまいますね!!ひよこちゃんライフももう数か月で終わってしまうと思うと、なんだかあっという間で切ない気持ちにもなってしまいますが…でもまだ数か月もある!寒さに負けず、冬のころりんもみんなでた~くさん楽しみたいと思います!!

〇ころりんに入園してくれて、たくさんの新しい友達と出会ったひよこちゃたち。友達との関わりの中で、“楽しい”“嬉しい”“大好き!”…いろーんな気持ちを経験して自分の思いを知ったり気づいたりしながら、どんどん自分の世界や友達との世界を広げていってくれる最中だと思います。でも…友達との関わりは“いつも楽しく遊ぶだけ”とは限りません…!実際、モノの取り合いや言い合いの喧嘩はほぼ毎日(笑)くり広げられていますし、悲しい気持ちをポロポロと涙を流して教えてくれたり、悔しかった気持ちを大きな泣き声と共に出してくれることもたくさんあります。その度、こどもの思いを聴いて、受け止めたり、代わりに代弁したり、一緒に考えたりしながら、一人ひとりの気持ちを大切にしたい、そう思っています。でも最近、けんかやいざこざの中で子どもたち自身だってちゃーんと気持ちを伝えあったり考えたりしてる…!すごい!!!と感心してしまうことがあるんです。そんなエピソードを少しご紹介します~

 

〈なわとび、かーしーて!〉

数人のひよこちゃんと担任とで箱ブランコに乗って遊んでいたある日。一緒に遊んでいたA君は近くに落ちていたなわとびを拾い、箱ブランコになわとびをくくりつけます。そして「みて!急発進してもコレに掴まれば大丈夫!」と嬉しそうに教えてくれ、箱ブランコをゆらゆら大きく揺らしては自分でくくり付けたなわにぎゅっと掴まる、という遊びをしていました。(その場にいたほかの子たちはA君が「これA君が持ってきたやつだからほかの人は使えないんだよね~」と話していたことに対して、みんななりに納得していたのか、箱ブランコのパイプや担任にしがみつきながら楽しんでいました。)すると前を通りかかったBちゃんが「いれてー!」と来てくれました。Aくん含むその場のみんなも「いいよ!!」と快くBちゃんを入れてくれ、みんなで遊んでいると…

Bちゃん 「ねえ、そのA君のヒモをBちゃんにも使わせて!」

A君 「ダメ!これ僕が持ってきて考えたやつだから!」

Bちゃん 「ダメって言わないで!」

A君 「ぜーったいダメ!!」と、お互い気持ちを大きな声で伝え合います。

自分で考えて自分で付けたなわとびだからこそかしたくないというA君の気持ちも、魅力的なA君の遊びをただただやってみたい!そんなBちゃんの気持ちもよく分かります。じゃあその2人の気持ちを代弁してみよう、そう思い声をかけようとした時、目に涙を溜めながらA君と言い合いを続けていたBちゃんが急に、「あ!いいこと思いついた!」と目を見開いて言いました。そしてつづけて「長―いヒモを持ってきたらいいんじゃない??こーんなに長いやつ!」と、両手をいっぱいに広げながら、ニコニコと何だか楽しそうにA君に提案してくれたのです!!するとA君もBちゃんにつられたのか途端に笑顔になり、「え~、そんな長いヒモ、どこにあるんかーい!!」とBちゃんにツッコミ!そして2人で顔を見合わせてケラケラと笑い始めました…!10秒前までは大声でケンカしあって、Bちゃんは涙も流していたのにもうそんな2人の姿はなく、2人ともいい笑顔!!すごすぎる!!!一旦見守ってみた後、2人の力で考えて気持ちを切り替えて笑顔になっている姿に2人が2人の力で考えて気持ちを切り替えて笑顔になっている姿に感動&おせっかいな口を挟まず良かった~と安堵(笑)2人にあっぱれ!!!

〈ここ入っちゃダメ!!〉

ひよこちゃんの部屋で病院ごっこをやっていたCちゃん、D君。そこに外からやってきたE君が入ろうとすると…

Cちゃん 「ここ入っちゃダメ!Cの病院!!」そう少し強めに言われたE君はうわ~んと大号泣。するとE君が「ちがうんだよ~、D君と遊ぼってしようと思ったんだよ~うわ~ん」泣きながらもCちゃんにはっきり伝えていたのです。悲しいことがあると言葉というよりかは思いきり泣いて悲しい気持ちを表現してくれることの多いE君。ですが今目の前のE君はしっかりと想いをCちゃんに一生懸命伝えてくれていました。

Cちゃん「…でも勝手に入ろうとしたでしょ?」そのCちゃんの言葉を聞いて一部始終を見ていたDくんも、「あ!じゃあE!いーれーてって言ってみるのはどう?そうしたら大丈夫なんじゃない?」

Cちゃん 「うん、そうだよ。勝手にはイヤなの。」

E君 「そうなの?じゃあE君もいれて!」

Cちゃん 「いいよー!あ、でもグチャグチャにはしないでね!」とE君にあっけらかんと伝えると遊びに戻るCちゃん。頑張って気持ちを伝えたE君・Cちゃん、両方の

気持ちを大事にしようと考えてくれたD君。E君の気持ちをちゃんと受け取ってくれたCちゃん。ほんの23分のことでしたが3人のやり取りにそれぞれの気持ちがぎゅぎゅっと詰まっていたとてもいい時間でした…!

ケンカの時、ついつい大人の私の方がハラハラしたり迷ったりしてしまうことがあるのですが…💦子どもの喧嘩のタイミングや気持ちの伝え方って子ども自身がちゃーんとわかっているんですね! ひよこちゃん、いつも勉強になります―!!ありがとう!!!子どもってやっぱり素敵です!

りな(ひよこ組 年少担任)

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