おしらせ

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「ころころパーク」 〜ころりん村で開催するプレーパークのお知らせ〜

 

この5月から、土曜日や日曜日の園庭を使って、主に小学生を対象としたプレーパークを開催します!

 

なにかと禁止やルールが多い現代の小学校、子どもを取り巻く環境。遊び場。

自分が子どもの頃よりも、息苦しさを感じている子どもたちはたくさんいると思います。

「子どもが自分らしくいられる居場所を、少しでも多く作れたら」

そんな思いから、みなさんのご協力のもとにスタートする「ころころプレーパーク」です。

 

便利さやお手軽さで子どもの成長の機会や、やる気を奪うのではなく。

→子どもが自分の手で作って、壊せる、やり直せる体験を。自分でやれた!!工夫して楽しめる環境作り。

 

身体の健康ばかりに目を向けるのではなく。

→心が健康でいてこそ、生きている実感を感じられる!!

 

同調圧力に気持ちが苦しくなるのでもなく。

→どの子も、その素晴らしい個性をそのままに。そのまんまで良いんです。

 

もっと、その子が何をしたいのか、どんなことに目を輝かせるのか。

その子の良いところはどんな所なのか。安心して失敗させてあげましょう。

大人がいる中で、その子を認めて、受け入れてあげることで、子どもは安心して、その子らしく育って行ってくれると信じています。

 

個人的な話になりますが、

ころりん村幼児園で、初めて子どもと出会った時の衝撃は忘れられません。

「バスに乗りたくない」という子どもと一緒にバスに乗り、膝に乗せ、笑わせようと冗談を言った瞬間、

「そんなくだらねぇ事言ってんじゃねぇ!!」

「バシーン!」とビンタが飛んできました。

ひりひりする頬の痛みと共に、こ、子どもってこんなにすごいんだ…

こんなに、人間なんだ…と感じたのを覚えています。

そして次の日から、子どもとの真剣な遊びの日々が始まりました。

今まで、こんなに緊張感を持って人と向き合ったことがあっただろうか?

次にどんな言葉を発すればよいか。相手の言葉や動きに、気持ちに、どう心や身体を合わせていくか。遊びをどう展開していくか。頭も心も身体も総動員で、子どものエネルギーに応答していく毎日でした。

あの無心になって遊ぶ日々の中で、初めて僕は”本当の意味で子どもと出会った”気がします。

 

僕が今でも保育を続けていて、子どもって何だろう?子どもに寄り添うって、どういう事だろう?この子ってどんな感じ方や考え方、イメージを持ってるんだろう?どうすると安心するかな?etc..

見えない子どもの心の中を、ちょっとでも覗きたいな〜、わかってあげたいなぁ、と思っているのは、その子との出会いがあったからかもしれません。いや、きっと今でも、あんな日々をまた体験したいと願って、次の子どもたちとの出会いを楽しみにしているんです。

初めて出会った子どもが、僕の枠を大きく広げてくれた事に感謝しています。そして、今、出会っている子どもとも、これから出会う子どもとも、わくわくする冒険の旅に出るような、そんな時間を過ごせる事を願っています。

 

きっとこの”ころころパーク”は、子どもに寄り添うところから始まるプレーパークになる。

そう信じています。皆さま、一緒に楽しむ事から始めてみませんか?

遊びに全力でいきましょう〜!!お待ちしております。

 

以下、”活動の内容”や、”どんなことやるの?” “対象年齢”や “参加するには?” が載っております

↓「ころころパーク」HPのリンクです。 ※お申し込みはこちらからどうぞ〜!

corocoropark

 

<自己紹介>

1988年生まれ。

第17期生として、ころりん村幼児園を卒園。

2011年~ころりん村幼児園の職員。

2021年~現職。

<趣味>・ギター・作詞作曲。身体を動かすこと。

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